尼崎の創業支援税理士が教える!「発注のタイミングを考えよう!」

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尼崎の創業支援税理士が教える!「発注のタイミングを考えよう!」2019.07.02

こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。

今回は発注のタイミングについて、考えてみたいと思います。

 

あなたが製造業の会社を経営しているとしましょう。

現在、3月25日。決算間際で何かと忙しい状況の中、製造現場から主要材料500万円の発注の依頼が出てきました。

製造現場で主要材料の在庫数をチェックしたところ、いくつかの材料が4月末には在庫を切らしてしまうので、すぐに発注をして欲しいということです。

香川 晋平

この時、あなたは、どのような対応をされますか?

A)製造現場の依頼どおり、すぐに発注をして3月末までに納品してもらう

B)4月に入ってから発注をし、4月初めに納品してもらう

 

ここで考えて頂きたいのは、AとBで支払の時期はどう変わるか、ということです。

会社同士の取引では、その都度現金で支払うということはほとんどなく、多くは信用取引で行われます。

信用取引とは、いわゆる「ツケ」みたいなもので、通常、その1ヶ月間で納品されたものを月末に合計し、翌月の月末に支払います。

いわゆる「月末締め、翌月末払い」などです。

例えば、あなたがスピーディーにAのような対応をとったとすると、この500万円分の材料は3月末に納品されることになります。

そうなると翌月末、つまり4月末に支払が必要となります。

一方、Bの対応をとったとすると、この500万円は「4月末締め、5月末払」いとなります。

主要材料の納品日は、月末か月初かという違いで、たかだか数日の話です。

しかし、支払については4月末か5月末かで、1ヶ月の違いが出てくるのです。

主要材料の在庫もすぐに切らしてしまうわけではなく、4月末には切らしてしまうかもしれない、という状態です。

したがって、実はこの発注を急いでしなければならない理由は、何もないということになります。

黒字起業家は、「代金回収は早く、支払は遅く」という基本原則を徹底しているので、このような締日前の発注には、あえてゆっくり対応したりしています。

会社のお金の流れを良くするために、発注時には、この締日と支払日にも気を配ってみてくださいね。

 

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