尼崎の創業支援税理士が教える!「お金のない創業時の5つの集客ツールとは?」2016.07.19
こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。 起業の準備段階で、しっかり考えておきたいことの1つに集客活動があります。 集客とは、自社のことを知らない人に知ってもらい、知ってもらった人に興味を持ってもらい、興味を持ってもらった人から問い合わせをもらうまでの一連の活動のことです。 お客様がいなければ、ビジネスは絶対に成り立ちません。 |
従って、特に起業当初は最も時間をかけて取り組まなければならないのが、この集客活動です。
押さえておきたいポイント 1
集客活動で最も重要な、「あなたのビジネスの紹介内容」
それでは、この集客活動において最も重要なことは何でしょうか?
それは、あなたのビジネスをどう紹介すべきか、ということです。
もちろん、ただ単に紹介すればいいというものではありません。
少なくとも、それが相手の「興味をそそる内容」になっていなければ、全く意味がないのです。
では、相手の「興味をそそる内容」とは、どんなものでしょうか?
私は、最低でも次の要素が盛り込まれているようなものだと考えています。
・あなたのビジネスのお客さんは誰か?
・そのお客さんは、どんなお困りごとを抱えているのか?
・あなたの商品は、そのお困りごとをなぜ解決できるのか?
・それを解決すると、どんなバラ色の人生が待っているのか?
これらが簡潔にまとめられていれば、聞き手としては覚えやすいし、自分が同じような問題を抱えていたら興味をそそられるでしょう。
仮に、聞き手がその困りごとを抱えていなくても、自分の周りにその困りごとを抱えている人がいれば、きっと口コミをしてくれるはずです。
押さえておきたいポイント 2
あなたのビジネスを勝手に宣伝してもらう「5つのツール」
自分がこれから始めるビジネスについて、第三者に紹介する内容が決まったら、次は時間をかけて集客活動を行うステップに入ります。
と言っても、何も見込客1人ひとりに自ら紹介して回れ、と言っている訳ではありません。
あなたのビジネスの紹介を文字に落とし込み、あなた自身ではなく、その文字が勝手に会社を宣伝してくれるように「働かせる」のです。
創業当初は、なかなかお金に余裕のない時期ですが、下記の5つのツールの活用は、ぜひ検討したいものです。
- ①名刺
社名、役職、氏名、連絡先だけの情報では、集客にはつながりません。
表面だけでなく、裏面も有効に活用したり、あるいは二つ折りの名刺にしたりして、あなたのポリシーやイチオシ商品などの情報を載せると、興味を持ってもらえる可能性が高くなります。
- ②ホームページ
あなたのビジネスに興味を持った方は必ずチェックします。
その際に、ホームページの情報量が充実していれば、より深く興味を持ってもらえる可能性が高くなります。
- ③SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
最近はSNSからうまく集客につなげている方も多いです。
SNSにおいては、何はさておきプロフィールが命。
自分のターゲット顧客の属性に近いコミュニティで情報発信を行い、信頼関係を構築していけば、集客につながる可能性が高くなります。
- ④プレスリリース
新聞、テレビ、雑誌などで自社商品が紹介されれば、認知度は一気に上がります。
取り上げてもらえる確率は低いですが、大したコストもかからないので、ダメ元で取り組んでみたいものです。
- ⑤紹介
顧客が顧客を集めてくれれば、集客効率は一気に高くなります。
単に紹介をお願いするだけでなく、紹介しやすいツールの提供、紹介割引の実施などで紹介が増える可能性が高くなります。
あなたの起業もお客さんがいなければ、何も始まりません。
従って、創業当初は、何はさておき、集客活動を最優先すべきでしょう。
ぜひ、上記の5つのツールを活用して、集客活動に力を入れてみてください。
私どもで税務・会計面をサポートさせていただいている顧問先には、集客活動に関するご相談などについても、しっかりとアドバイスさせて頂いております。
尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間の起業家の方で、集客ツールなどの相談にも対応できる会計事務所をお探しの方は、お気軽にご相談下さいませ。
起業成功のノウハウが詰まった拙著『起業するならもっと数字で考えなきゃ!』、よろしければ読んで下さいませ。
![]() | ![]() | ![]() |