銀行格付の裏側!金融機関が見る2つのポイント!(その1) 2021.5.18
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
銀行から融資を受けるようになると、それ以降、御社に対して銀行は「格付」というランク付けを行い、融資の基準にしています。 ではその基準が分かれば、「格付」の対策を練りやすいと思いませんか?
そこで今回のテーマは「銀行格付の裏側!金融機関が見る2つのポイント!(その1)」ということで、銀行格付の内容とその際に金融機関が見ている2つのポイントについてお伝えしてまいります。
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まず本日は「銀行格付」について、
銀行格付のプロセスでは、まず融資先を10~12段階に分けて格付(ランク付け)をします。
(細かくは金融機関によって異なります)
数字が小さいほど財務内容が良好であり、格付「1」であれば融資要らずの超優良先となります。
一方、格付が「10」になってしまえば倒産するリスクが高い企業といえます。
また、その段階で債務者区分として、大きく下記の通り分けています。
※例.
正常先 1~6
要注意先 7
要管理先 8
破綻懸念先 9
実質破綻先 10以下
上記の「格付(1~12)」と「債務者区分」によって、融資の許容範囲や条件がある程度決められ、そこからさらに内情を踏まえた融資審査へと進んでいくのです。
以上、本日は銀行の「格付」についてお伝えしました。
次回は、「格付」の基準となるポイントについてお伝えしますね!!
いかがでしたか。
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