（元メガバンク出身）創業融資専門家が教える！【意外と知らない】日本政策金融公庫の4つのメリット

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。

創業時の資金調達において、

なぜ日本政策金融公庫で融資を受けられる方が多いかご存知でしょうか。

「知り合いが使ってたから」「なんとなくお得なんでしょ」と、具体的なメリットは分からないまま融資を希望される方も少なくありません。

そこで今回は日本政策金融公庫の融資を受けることのメリットについて解説します！

具体的なメリットは4つあります。

1.低金利　※民間金融機関との比較

　創業時に日本政策金融公庫で融資を受ける場合、「新創業融資制度」の基準利率は、2.41～2.90％（無担保・無保証人、令和3年3月11日時点）です。民間金融機関の場合、利率3.00％以上が多いとされていますので、比較すると日本政策金融公庫のほうが金利は安く、メリットといえるでしょう。

2.担保・保証人不要制度がある

一般的に、どこの金融機関で融資を受ける場合でも、保証人は必要になります。しかし、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」では、原則として無保証人で融資を受けることができます。また、法人代表者の連帯保証を不要とする制度を希望することができ、審査によって決まります。

民間の金融機関では、保証人なしで融資を受けられるケースは基本的には考えられませんので、保証人不要で融資を利用することを希望されている方は、日本政策金融公庫にメリットを感じるでしょう。

3.融資審査が通りやすい

実は日本政策金融公庫は、政府100％出資で運営しています。

そして、日本政策金融公庫の運営の目的は、中小企業の手助けをするためです。

そのため、他の金融機関で審査に落ちてしまっている方でも、日本政策金融公庫の場合には、融資を受けられる可能性があります。

4.公庫で融資を受けると、民間金融機関からも融資を受けやすくなる

日本政策金融公庫の融資を受けているということは、融資審査を１つパスしたと証明されることになります。

民間金融機関からすれば他行(公庫含む)の融資姿勢に重視をおいており、他行が融資しているということは一定の信用がある先と判断され、融資が受けやすくなります。

日本政策金融公庫の4つのメリット

　1. 低金利

　2. 担保・保証人不要制度がある

　3. 融資審査が通りやすい

　4. 公庫で融資を受けると、民間金融機関からも融資を受けやすくなる

上記、メリットについてご理解いただけたでしょうか。

次回は反対に、デメリットについて解説します！

いかがでしたか。

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