【起業家必見】いまは必要なくても創業時にお金を借りるべき2つの理由!! 2021.2.2
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
創業される方からよく下記の質問を受けます。 「いますぐお金が必要ではないのですが、お金を借りておいたほうがいいでしょうか?」
そもそも、いま必要なければお金を借りる必要はありません。 無駄な借金は無駄な利息を払うだけで、何のメリットもありません。これは当たり前のことです。 しかし、創業時では当たり前のこととは言い切れません。 そこで今回は、いまは必要なくても創業時にお金を借りるべき2つの理由をお伝えします!! | ![]() |
創業時しか借りることができない融資がある
創業のタイミングでしか借入できない融資があり、融資を受けやすいというメリットもあります。
タイミングを逸したら、あとになって利用したくても無理なのです。
だから、いまは必要ないと思っても今後の計画を見定めて、借り入れすることを検討してみてください。
※創業時しか借りることができない融資について
こちらは日本政策金融公庫と民間金融機関それぞれにあります。
●日本政策金融公庫「新創業融資制度」
<創業の要件>
新たに事業を始める方、または事業開始後、税務申告を2期終えていない方
●民間金融機関(信用保証協会の利用)
<創業の要件>
1.現在事業を営んでいない方で、1か月以内に新たに個人で、又は2か月以内に新たに法人を設立して創業しようとする具体的な計画をお持ちの方
2.中小企業者又は組合であり、創業した日から5年未満である方(個人で創業し、同一事業を法人化した方で、個人で創業した日から 5 年未満の方を含む)
金融機関も創業資金の融資をしたいから
創業時に融資を受けやすい理由として、金融機関側にも下記メリットがあります。
1.国の施策に沿っているとアピールできるから
2.メインバンクになれるから
1.国の施策に沿っているとアピールできるから
新しい事業、新しい産業の支援育成は雇用の創出にもつながるので、国は積極的にさまざまな施策で後押ししています。
上記した創業融資制度も金融面での施策です。
民間金融機関が創業融資に積極的なら、こうした国の施策にしっかり追随する銀行だと内外にアピールできます。ですから銀行は創業者への支援は特に手厚いものがあるのです。
2.メインバンクになれるから
創業時に融資してくれた銀行をメインバンクにする企業が大半です。
最初にお金を貸してくれた、と恩義もあるでしょうが、創業時に融資すればその会社と良好な関係が持てます。そしてその会社が飛躍すれば、銀行のメリットも大きいのです。
上記の理由で、金融機関も積極的に創業時は、融資をしてくれる傾向にあるため、
融資を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
・創業時しか借りることができない融資がある
・(銀行も創業資金の融資をしたいから)融資をうけやすい
上記の理由により「いまは必要ではない」かもしれませんが、
今後の事業計画を踏まえ、融資を受けやすい創業時にこそ借入を検討するべきですね。
いかがでしたか。
弊社では上記であげた「創業融資申込時のアドバイス」を行っております。
そのほか「金融機関への紹介」「法人設立サポート」「経理代行サービス」にも力を入れております。
また弊社グループ代表の香川は認定支援機関に認定されておりますので、安定したサポートを提供させて頂きます。
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