<その不安解消します!>お金を借りるときの面談における2つの注意点 2020.12.22
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
創業融資の申込みなど、お金を借りるときの面談は、その後の審査にも影響してきます。 そこで今回は、面談時に注意して欲しい2つのポイントを説明します!! ここでは銀行員の好きな言葉を例に、その言葉に沿って面談における注意点を解説することにします。 |
銀行員が好きな2つの言葉に沿って面談時の注意点を解説!
さっそく、銀行員が好きな言葉の中から、
「期限」
「履行」
この2つをピックアップして、面談時の注意点を解説していきます。
「期限」~時間を守る~
- 単に時間だけ、あるいは時間が経過するのは「期間」
- 守らなければいけないリミットが「期限」
期限には、守らなければいけない時間という意味が加わり、銀行員が好き、というよりも日頃から意識している言葉です。
期限は守られなければ意味がありませんので、銀行員はいつも期限厳守で動いています。
これを面談時に注意する点で考えると、「アポイントの時間厳守」です。
いろいろ考え方はありますが、最低でも5分前には面談場所にいるべきです。
面談する担当者は、約束した時間に合わせてスケジューリングをしていますし、面談ブースや窓口なども時間で区切られているはずです。また、出迎える側としての準備もあります。
面談時間を守れないということは、こうした段取りや準備を全て無駄にしかねません。
ですから、たとえ直前に連絡したとしても、遅刻やドタキャンは、あとあとマイナスに影響するのは必至です。まして、約束を忘れていたなら、もう融資は無理だと覚悟したほうが良いでしょう。
きびしいかも知れませんが、これが事実です。
履行~銀行では「約束を果たす」ことをこう呼ぶ~
「履行」とは約束したことをキチンと行うことです。
この言葉も銀行員は好きですし、やはりいつも頭にあります。
たとえば
- 面談時に持ってくる資料を事前に指示されていた
- 2回目の面談までに、事業計画を修正するように言われていた
- 面談時に投げかけた質問へ、回答すると約束していた
こういった約束ごとをキチンと行うのが履行です。
履行はやって当たり前で、約束したとおりキチンとやることで評価してもらえますし、やらなければマイナスになります。
お金を融資して回収しなければいけない銀行は、約束ごとを非常に重視します。
よって履行すること、すなわち約束ごとをキチンと行うことは、何より大事なのです。
まとめ
「期限を守る」「約束ごとをキチンと行う」どちらも当たり前のことですよね。
最初の面談時、つまりファーストコンタクトは非常に重要であり、どちらかが欠けているだけで信頼を大きく失ってしまいます。
面談担当者はその後の審査を進める上で、味方にも敵にもなり得る存在ですので、しっかりと信頼関係を構築する上でも、まずは本日お話した内容は確実に実行しましょう!!
いかがでしたか。
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