【永久保存版】4つのポイントを抑えるだけ!事業計画書作成のススメ!2020.11.24
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
創業融資に必要な重要書類の一つに事業計画書があります。 特に最初の融資を依頼する銀行の場合、事業計画書で融資の可否が決まるといっても過言ではありません。 しかしながら、事業計画書の作成に慣れていない人にとっては、「書き方が分からない」「自分の作成した事業計画書が良いか悪いかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 実は事業計画書は4つのポイントを押さえるだけで作成する事ができます。 今回は事業計画書で抑えるべきポイントについて解説していきます。 |
1.会社のビジョンを明確にする
事業計画書では会社のビジョンを明確にしましょう。
特に重要視したい点は下記の3点です。
- 1.誰に対して
- 2.どういった事業活動を通じて
- 3.どのような価値を提供するのか
銀行の融資担当者は申請者の企業概要を詳しく知りません。
そのため、最初は担当者に会社のビジョンを伝え、どのような会社かをイメージしてもらいましょう。
2.自社の強みをアピールする
事業計画書では自社の強みをしっかりとアピールしましょう。
他社と同じような会社では高い収益にするのは難しく、銀行も積極的に融資しようとはならないためです。
例えば、独自の技術を持っている、得意先から安く仕入れられる、大口の得意先があるなどが代表例です。
あなたの会社がなぜ他社より優れているのかは特に重要なポイントなので、自信をもって説明できるようにしておきましょう。
3.競合相手となる会社
自社の事業と競合となる会社の説明もしましょう。
いくら事業内容が良くても、競合相手が多ければ、しっかりとした利益を上げるのは難しいでしょう。
一方で事業内容は目新しいものではなくても、ニーズがあり、競合相手が少なければ高い利益になる可能性が高いです。
事業計画書の中には競合になりそうな会社を3社ほどあげておき、競合の中でも特に自分の会社が優れている点を記載しましょう。
4.利益計画、返済計画は根拠をもって具体的に書く
利益計画、返済計画は根拠をもって、具体的に書くようにしましょう。
計画は実現性が重要視されます。そのため、理想ではなく、実績ベースの数字を記入するようにしましょう。
融資審査においては、数字の見栄をはりすぎると、かえってマイナス評価になりかねません。
必ず実現可能な数字にとどめておくようにしましょう。
まとめ
今回は事業計画書を作成するときのポイントについて解説しました。
事業計画書の作成時に重要なポイントは以下の4点です。
- ●会社のビジョン
- ●自社の強み
- ●市場環境
- ●返済計画
事業計画書は融資を引き出すのに非常に重要な書類となります。
ぜひ本記事を参考にして、ポイントを押さえ、事業計画書の作成に活かしてみてください。
いかがでしたか。
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