（元メガバンク出身）創業融資専門家が教える！「【起業家必見！】銀行融資を成功させる2つのポイント(初回編)」

（元メガバンク出身）創業融資専門家が教える！
【起業家必見！】銀行融資を成功させる2つのポイント(初回編)　2020.04.14

こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。   今回から、金融機関の裏側を知り尽くしている私だからできる「融資のポイント」や「銀行交渉術」などさまざまな情報を提供致します！！

まず始めに「銀行から創業融資を受けるには？」

こうイメージすると、いくつも心配なことが浮かんでくるでしょう。

銀行融資は敷居が高くとっつきにくい、そう感じる人も多いのでは？と思います。

そこで今回は「銀行融資を成功させる2つのポイント(初回編)」をお教えします。

1．銀行とのファーストコンタクトは大事！

創業融資を申し込むときなど、銀行とのファーストコンタクトは非常に重要です。

銀行では、融資相談があると会社名、社長の個人名から検索し反社会的勢力でないか？これをまず調べなければいけません。反社会的勢力と付き合うことは禁止されているので、審査をする前の「入口」部分でチェックが義務付けられているからです。

したがって、アポなしでいきなり来店し、融資相談されると正直いって嫌がられます。

まずアポなしで相談に来る、という時点で「社会的常識がない」とマイナス評価されますし、上記した反社会的勢力のチェックもできないからです。

・理想的なのは「紹介」してもらうこと

「会計事務所」や「取引先」などに金融機関を紹介してもらうとスムーズに話が進みやすいです。

なぜなら紹介してもらうことで、

①身元が保証されやすい　※チェック自体はあり

②金融機関としては紹介元の顔を立てる必要があるため、無下な対応はできない

もちろん融資審査によってお断りされることはありますが、紹介を利用するメリットを是非おさえておいてくださいね。

2．銀行のニーズ（欲求）を知る

孫子には「彼（敵）を知り己を知れば百戦殆うからず」という有名な言葉があります。これは戦う相手のこと、そして自分のことを知っていれば戦いに勝てるというもの。もちろん銀行は敵ではありませんが、やはり相手を知らなければうまく進みません。

・銀行のニーズ（欲求）とは？

銀行が融資する際のニーズ(欲求)は

「融資したお金がちゃんと返ってくるか」ということに尽きます。

そしてそのためのポイントとして

　①手元資金は充分にあるか

　②堅実かつ実行可能な事業計画がたてられているか

(これらについて詳しくはまた別の機会にお教えします)

さらに銀行は「SDGs（持続可能な開発目標）」や「地方創生」といったキーワードで、地域経済の発展に寄与する積極的な取り組み姿勢をアピールしています。

この傾向はメガバンクより地方銀行のほうがより強く、地域発展につながる（またはそうだとアピールできる）ような起業なら、積極的に取り組んでくれますので、融資の話がスムーズに進むことがあります。

また銀行でも当然「営業ノルマ」が設けられています。

そして特に銀行の決算月が近づくにつれて、より融資が活発になりやすいため、

融資審査が普段よりは通りやすくなる傾向があります。

以上のように銀行側の立場や考え方をつかむと、

融資のお願いの仕方を少し考えたほうがいいことが分かると思います。

いかがだったでしょうか。

銀行融資を成功させるポイントは、もちろんこの2つ以外にもありますが、

今回お話しした「入り口部分のポイントは2つ」

　1．銀行とのファーストコンタクトは大事！

　2．銀行のニーズ（欲求）を知る

これはぜひ参考にしてくださいね。

幣社では、上記であげた「金融機関への紹介」「創業融資申込時のアドバイス」はもちろんのこと、「法人設立サポート」や「経理代行サービス」にも力を入れております。

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