尼崎の創業支援税理士が教える! 「POPでは、足を止めさせるキャッチコピーを作ろう」2020.04.28
こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。
前回に引き続き、今回もPOPの話を続けますね。 前回、POPとは、英語の「Point of purchase advertising」の頭文字をとった略語で、購買時点の広告という意味だと紹介しました。 |
しかし、『「バカ売れ」POPが面白いほど書ける本』(中山マコト氏/中経出版)では、POPを次のような略語だと紹介されています。
P・・・ パッと見て!
O・・・ オ~!となって、
P・・・ ピンときて、買っちゃう!
最初に見た時は、少しふざけているのかと思いましたが、これはなかなか奥深いです。
著者によると、売れるPOPには次の3つの仕組みが必要となるそうです。
1 足を止めさせる
2 内容に興味を持って読ませる
3 買う行動を起こさせる
つまり、先ほどのPOPの略は、この3つの仕組みと次のように対応します。
P・・・パッと見て! = 足を止めさせる
O・・・オ~!となって、 = 内容に興味を持って読ませる
P・・・ピンときて、買っちゃう! = 買う行動を起こさせる
さて、この3つの仕組みのうち、最も重要なのはどの要素になるでしょうか?
これは、やはり「足を止めさせる!」になるでしょう。
どんなに素晴らしいPOPも、お客様が足を止めてくれなければ読んでもらえないからです。
では、お客様の「足を止めさせる」には、どうすれば良いのでしょうか?
先ほどの本では、次のような記述があります。
「お買い得!」と書くのではなく、「損だけはしないでください!」と書く。
「新発売!」と書くのではなく、「いよいよ、出ちゃいましたね~!」と書いてみる。
「広告の品!」と表現するのではなくて、「自信がなければチラシには載せません!」と言い切ってみる。
つまり、
「売り込み臭のない、日常的に使われている言葉。
商売抜きで、普通に語られる言葉」
を駆使すべきであると書かれています。
小売店であれば、売上アップにPOPの活用は欠かせないでしょう。
もちろん、ただ作って、貼ってあればよいというものではありません。
お客様がパッと見て、足を止めるPOPにしなければ効果がありません。
ピンときた方は、ぜひ意識してみて下さいね。
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