尼崎の創業支援税理士から起業家へのオススメ本⑮『飲食店開業・経営の成功メソッド』 2018.07.24
こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。 年間200冊ほどのビジネス書を読み漁っている私が、たまにご紹介させていただく「起業家へのオススメ本」
今回のオススメ本はこちらです ↓ 『飲食店開業・経営の成功メソッド』 鬼頭 宏昌(著)/かんき出版 |
【目次】
CHAPTER1 | リスクの少ない市場と立地を選ぶ |
CHAPTER2 | 差別化戦略の基本を知る |
CHAPTER3 | メニュー開発で強い店を作る |
CHAPTER4 | 集客と販売戦略を立てる |
CHAPTER5 | 店の数字を管理する |
CHAPTER6 | 赤字店舗を再生する |
CHAPTER7 | 多店舗展開を成功させる |
CHAPTER8 | 成長する組織を作る |
CHAPTER9 | 経営スキルを磨く |
CHAPTER10 | 飲食店を取り巻く新潮流を知る |
25歳の時からわずか6年間で年商20億円の外食チェーン店を築き上げ、31歳で事業を売却、その後外食関連のフランチャイズ本部として、とんかつや中華の宅配事業を立ち上げたほか、結婚相談所、トレーニングジム、福祉事業なども幅広く手掛けているという著者が、飲食店を開業・出店するための戦略について解説した1冊。
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| 市場規模の小さいニッチな業態の場合は、商圏人口の多い町に出店することが絶対条件 |
■ | 居酒屋の集積地から駅に向かう道に店がないと、二次会の需要を取り込むことはできない
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■ | 市場規模が3億円未満の小さな市場には大手企業は参入してこないので、断トツでナンバーワンの独占状態を作ることができます
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■ | お店として本当に来てほしい優良顧客が同席を嫌がるような客層は極力排除すべき
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■ | 競争力をメニューに求めて成功した飲食店は他店舗化が可能ですが、競争力をサービスに求めて成功してきた飲食店は、他店舗化の段階で失敗します。それは、サービス力は属人性が高すぎるからです
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■ | メニューの数はいくつ増えてもいいのですが、食材の数は増えると困ります
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■ | 飲食店において、最も大きな経費は原価ですが、原価率を管理するときに重要なのは、ロスをなくすことです。ロスが出る要因は、廃棄ロスとオーバーポーションです。ロスをなくすには、この二つをなくしていけばいいのですが、それは適切な発注作業とレシピの順守によって実現が可能です
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■ | 私が店長の勤務姿勢を見るときに観察するポイントは、仕込み時間に電気や音楽がつけっぱなしかどうかです。つけっぱなしの店長はコスト意識が低いので、赤字店舗から移動させます |
など、有益なアドバイスが満載で、まさに飲食店経営のバイブルと呼ぶべき1冊。
飲食店経営に関係のない方でも、経営の思考力を身につけるトレーニング教材としてオススメですので、ピン!と来た方は、ぜひ読んでみて下さい。
上記の本以外にも、起業を成功させるために、とても参考になる良書はたくさんあります。
初回無料相談ですので、尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間で、読書好きの起業家の方は、お気軽にご相談下さいませ。
起業成功のノウハウが詰まった拙著『起業するならもっと数字で考えなきゃ!』、よろしければ読んで下さいませ。