<気になる疑問>開業するのはいつがいい?ベストな開業タイミングについて解説します!
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
今までの経験を生かして開業を考えているものの、いつ開業したらいいのか迷われている人も少なくないでしょう。新規開業のベストなタイミングとはいつなのか、また新規開業するタイミングまでにやっておきたいことについても紹介します。新規独立を考えている人には参考となりますので、最後までお読みください。 |
新規開業のベストなタイミングは?
新規開業を検討する際、いつがベストなのか考えることでしょう。若くして起業する人、社会経験を十分積んで起業する人等、起業する人の数だけタイミングは存在します。
人にあわせる必要はないものの、いつまでに新規開業をするといった目標を掲げるのは非常に大切です。目標を掲げた時期までにやっておきたいことがあるので、次に紹介します。
新規開業するタイミングまでにやっておきたいこととは?
新規開業したいといっても、すぐに開業届を出すというのは避けるべきです。新規開業する前にやっておきたいこととして次の3つがあります。
- ・経営計画が具体化してから
- ・資金繰りの計画を立ててから
- ・実際副業として経験してから
1.経営計画が具体化してから
何も考えずいきなり開業するのは考えものです。行き当たりばったりの経営では破綻になるリスクが高いです。事業計画を策定し、具体化してから開業することをおすすめします。事業計画を策定しても、事業は思い通りにいかないものです。逆に予想だにしなかった出来事に出くわすことが多いのではないでしょうか。開業したものの、思ったより売上が上がらないこともあるかもしれません。考えられるリスクを洗い出し、経営計画に落とし込んで具体化してから新規開業しても遅くはないでしょう。
2.資金繰りの計画を立ててから
新規事業を立ち上げるにあたり、確保したいのは事業資金です。事業資金には設備資金や運転資金があります。いくら資金が手元にあるのか、また、どれくらいの資金が調達可能なのかを洗い出す必要があります。事業を行うと、思っている以上にお金がかかることが多いです。開業してすぐには売上が上がらないこともあるでしょう。余裕を持った資金繰りの計画を立てましょう。
3.実際副業として経験してから
副業で事業を実際行ってみることも新規開業のステップとして有効です。実際行うことで、規模は小さくても取引先との信頼関係が構築できるメリットがあります。一方で起業のリスクを肌で感じ取れます。万が一上手くいかない場合でも、最小限の損失で抑えられます。いきなり開業するのでなく、週末起業といった感覚で行ってみるのも価値があります。
まとめ
新規開業のベストなタイミングは事業者それぞれなので一概には言えないのですが、開業前にやっておきたいこととして、次の3点があります。
- 経営計画が具体化してから
- 資金繰りの計画を立ててから
- 実際副業として経験してから
具体的な目標を立て、新規開業の青写真を描いてから小さく始めてみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか。
弊社では「顧問契約」はもちろんのこと「金融機関への紹介」「経理代行サービス」にも力を入れております。
また弊社K&P税理士法人は認定支援機関に認定されておりますので、安定したサポートを提供させて頂きます。
初回無料相談ですので、尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間の起業家の方は、お気軽にご相談下さいませ。
起業成功のノウハウが詰まった拙著『起業するならもっと数字で考えなきゃ!』、よろしければ読んで下さいませ。