<いまさら聞けない>コワーキングスペースとシェアオフィスの違いとは 2021.11.16
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
これから起業する方の中には、賃貸で事務所を構えたり、自宅をオフィスにされる方が多いのではないでしょうか。しかしリモートワークが普及してきた昨今では、仕事場にコワーキングスペースやシェアオフィスを利用しているという方も増えてきているのが現状です。 コワーキングスペースとシェアオフィスという言葉は耳にする機会は増えてきたものの、違いは良く分からないという方も少なくないのではないでしょうか。 そこで今回はコワーキングスペースとシェアオフィスの違いについて解説していきます。
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コワーキングスペースとは
コワーキングスペースは英語にすると「Coworking Space」となっています。
Coは共同を意味しており、日本語訳にすると「共同で仕事をする場所」といったニュアンスになります。
固定席がないオープンスペースとなっているケースが多く、図書館のような開放的な造りになっているのが特徴的です。
他の利用者とのコミュニケーションがとりやすいというメリットがある反面、一人で集中して作業したいというときには不向きになるでしょう。
シェアオフィスとは
シェアオフィスは英語にすると「Shared Office」となっています。
日本語訳にすると「オフィスを分ける、シェアする」という意味合いになります。
席は個室となっているケースが多く、集中して仕事に取り組める環境が整っています。
しかしながら、他の利用者とのコミュニケーションがとれる機会はあまり多くはありません。
他の利用者とのコミュニケーションをとり、仕事のつながりを増やしたいという場合はコワーキングスペースを利用するか、会員のイベントを積極的に実施しているシェアオフィスを選択することをおすすめします。
コワーキングスペースとシェアオフィスの違いとは
コワーキングスペースとシェアオフィスの主な違いを下記の表にまとめてみました。
コワーキングスペース | シェアオフィス |
・オープンスペースであることが多い ・会員とのコミュニケーションがとりやすい ・料金が安め | ・個室が多い ・一人で集中して、仕事をしやすい ・料金が高め |
まとめ
一人で集中した仕事をしたいときや社内情報を扱うとき、他の人との交流を避けたいときはシェアオフィス。
開放的なスペースで仕事をしたいときや仕事のつながりを増やしたいときはコワーキングスペースが適しているといえるでしょう。
とはいえ、コワーキングスペースとシェアオフィスは明確な区分をしていないケースが多いのが現状です。
コワーキングスペースとなっているものの個室だったり、反対にシェアオフィスなのにオープンスペースだったりすることもあります。
利用するときはコワーキングスペースやシェアオフィスといった名前だけではなく、どのような機能やサービスが備えられているのかにも注目してくださいね。
いかがでしたか。
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