<詳しく教えて!>未経験のビジネスモデルでも融資を受けやすくする3つのポイント 2021.8.17
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。
今回は、未経験でも創業融資が受けられるのか?この点を解説していきます。 言うまでもなく経験はあったほうが良いですし、長ければ長いほど良いでしょう。 しかしながら、新規事業を始めたいという人で、豊富な経験がある人ばかりではないと思います。 ではそうしたハードルを越えられるのか?越える手段は? と言った点を、銀行員の経験も交えてお話ししますので、ぜひ参考にしてください。
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<未経験のハードルを越えるための3つのポイント>
1.未経験だが知識は十分ある
2.未経験だが精緻な計画がある
3.未経験だが経験豊富なスタッフがいる
未経験だが知識は十分ある
まず申し上げますが、未経験だけでなく、知識も不十分で創業するのはおすすめできません。
実際に融資相談を受けた例ですが、ある仕事を創業したいと融資申し込みに来た人とお話しした時のこと、一般的な質問として創業する業種について話したところ、その業種には疎く、私よりも知らなかった人がいました。これでは融資を受けることはできません。
逆に未経験であっても、業種や業界の知識が十分にあることをアピールできれば、それだけ熱意があることの証明にもなるので、最初のハードルは越えられるかも知れません。
未経験だが精緻な計画がある
創業融資全般に言えることですが、計画がしっかりしたものであれば、融資審査も有利に進みます。
事業が成功するかどうか?これは誰にも予想できませんが、数値に基づく精緻な計画があれば、事業の継続性もあると評価してもらえ、2つ目のハードルを越えられる可能性が高まります。
未経験だが経験豊富なスタッフがいる
こちらが最も現実的な手段です。
知識と計画は十分でも、経験がないことだけはどうにもなりません。しかしながら、従業員や役員が経験豊富ならそのマイナスを補うことができます。
経験はなくても、経験豊富な人材を用いることでその人の経験を我がものとできるのです。
まとめ
ここまでお話しした3つのポイントはもちろん必要ですが、これで必ず融資を受けられるわけではありません。
事業に対する知識と計画と未経験を埋める人材だけでなく、なぜ未経験のビジネスに挑戦したいのかといった動機付けや熱意も必要です!
やる気はあるけれど「あとは開業してからゆっくり考えます」と言った言動だけは絶対にいけません。
見切り発車では絶対に融資は受けられませんので、この点は注意してください。
いかがでしたか。
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