尼崎の創業支援税理士から起業家へのオススメ本㉖『サクッと起業してサクッと売却する』2020.03.17
こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。 年間200冊ほどのビジネス書を読み漁っている私が、たまにご紹介させていただく「起業家へのオススメ本」
今回のオススメ本はこちらです ↓ 『サクッと起業してサクッと売却する』 正田圭(著)/CCCメディアハウス |
【目次】
はじめに | 会社を売るのもトマトを売るのも同じ |
PART1 | 考え方編 |
第1章 | 連続的起業論 |
第2章 | 会社売却で人生の選択肢は無限に増える |
第3章 | 起業のFAQ |
PART2 | 実践編 |
第4章 | 起業の本質はコミュニケーション戦略 |
第5章 | 会社を高値で売却する方法論 |
終わりに | 人生の一番大きな問題を解決するのはお金 |
日本の起業家は、創業した会社に居続け、のちのち後継者問題を抱えるというのが、一般的なパターンですが、タイトルから想像できるように、全く違う価値観での起業論が展開される興味深い1冊。
気になった記述をいくつか示すと、
■「会社を売る」という行為は、あなたの人生を想像以上に豊かにすることにつながっていく。
あなたの人生を豊かにするのは「たかがお金」なのだ。
「たかがお金」なのだから、効率良く手に入れる方法を真剣に模索すべきだ
■会社売却をすると、時間もお金も両方いっぺんに手に入る
■最強の就活は、就職先に会社を売却すること!
■バイトやインターンをして何が一番もったいないかというと、「雇われ癖」がつくことだ
■「自分の知恵と度胸で金を稼ぐ」という本能的なモノが、一度バイトをすることで大きく削がれる
■お金と時間に対する自分の戦略をきちんと持っているか
■あなたが設定しなければいけない問いは、「お金も時間も両方手に入れるにはどうしたらよいだろうか」だ
■金を返せるかの心配より、金を借りられるかの心配
■人間の代わりはいくらでもいる
■人間関係のトラブルの99%は時間が解決してくれる
■起業するときは、まず儲かっている商売、成功している人の「真似」から入るのが正解
■自分の成長と会社の成長を比較して、自分の成長の方が急になったら売り時
これまでに紹介した起業本とは異なる価値観で展開されていて、「こういう考え方もあるのか~」と興味深く読める内容です。
ピン!と来た方は、ぜひ読んでみて下さい。
上記の本以外にも、起業を成功させるために、とても参考になる良書はたくさんあります。
初回無料相談ですので、尼崎、西宮、伊丹、宝塚、大阪市西淀川区などの阪神間で、読書好きの起業家の方は、お気軽にご相談下さいませ。
起業成功のノウハウが詰まった拙著『起業するならもっと数字で考えなきゃ!』、よろしければ読んで下さいませ。