尼崎の創業支援税理士が教える!「新規客をリピーターにする仕組みを作ろう!」2018.07.10
こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。 前回の記事では、新規客に販売するコストは、既存客に販売するコストの5倍以上かかる、という話をしました。 「新規客に販売するコスト、既存客に販売するコスト」の記事はこちら
そのため、一度取引をして頂いたお客様をリピーターにする仕組みを作りたいところです。 |
このリピーターを確保する仕組みは、いろんなお店がやっています。
代表的なのは、ポイントカードでしょうか。
「100円につき、1ポイント」を付与し、ポイントが貯まったら、割引や無料特典を与えるといったものです。
家電量販店のポイントや、JALやANAなどのマイレージなどが有名ですが、飲食店などでもスタンプカードとしてやっている店をよく見かけます。
他にも、飲み屋でのボトルキープ、スーパー銭湯の回数券など、先にお客様にお金を払ってもらい、それを人質にして、リピーターとなってもらう方法などもあります。
しかし、これらの仕組みだけで、簡単にリピーターになってくれるほど世間は甘くありません。
最も重要なのは、一度来店したお客様に、また来たいと思ってもらうことでしょう。
私の経験上、うまくリピーターを確保しているお店は、2つのことを押さえているように思います。
1つは、お客様の呼び方。
店員がお客様を“名前”で呼ぶことを徹底しています。
呼ばれたほうは「覚えてくれている」と好印象を抱き、それを聞いた他のお客様も、「自分も覚えてもらおう」となって、リピートにつながっているようです。
もう1つは、誕生日。
ある経営者は、社員に「ミスター・バースデー 林家ペー先生を見習え!」と言っていました。
林家ペーさんは、有名人の名前を聞くと誕生日を、また誕生日を聞くと名前を思い出すという、とんでもない記憶力を持っているそうです。
さすがに、そこまでの記憶力をつけるのは無理でしょうが、顧客の誕生日をデータベース化して、誕生日カードや特典などのプレゼントで接触頻度を高めるのも効果的でしょう。
このように、リピーターをつなぎとめるための仕組みは、考えればいくらでも出てきます。
ぜひ、たくさん考えてみてくださいね。
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