尼崎の創業支援税理士が教える!「補助金、助成金活用の留意点」

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尼崎の創業支援税理士が教える!「補助金、助成金活用の留意点」 2017.09.26

こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。

前回は資金調達の方法が9つあるという話をしました。

「資金調達の方法は、いくつあるか?」の記事はこちら

 

実は、資金調達方法の1つに助成金補助金の活用があります。

香川 晋平

助成金とは、主に厚生労働省が管轄し、雇用を促進するために、国が人件費や開業費の一部を負担してくれる支援金制度のことです。

一方の補助金とは、国や地方公共団体が、ある一定の政策的な意図を持って、給付する返済不要の資金のことです。

 

助成金は、要件さえ満たせば、会社の規模や業績に関係なく誰でも満額が給付されますが、逆に言うと、たった1つでも要件を満たさないと却下されてしまいます。

一方の補助金は、助成金と違い要件に合致していても、必ず給付されるものではありません。

補助金には予算があるため、応募した会社の数が多ければ、「審査」によって給付が決定されます。

どちらも返済する必要がないので、資金力の乏しい起業家の方は、ぜひとも活用を検討したいところでありますが、助成金の種類は50以上もあり、要件が変更されたり、期限が来て廃止になったり、新しい助成金が新設されたりしますし、補助金の種類に至っては年間3,000以上もあり、自分の会社に適した補助金や助成金を見つけるのは、至難の業です。

しかも、補助金の募集期間はたいてい3週間程度と非常に短く、これ!と思った補助金を見つけても、既に「受付終了」となっているケースも多いです。

そうならないために、助成金・補助金情報には常にアンテナを張っておく必要があります。

 

そして、もう1点注意しておかなければならない点は、基本的に補助金・助成金は、後払いということです。

補助金・助成金の交付が決まっても、すぐに入金がある訳ではなく、事業が終了し、その事業報告をして、資金使途について検査があった後に、ようやく補助金・助成金が入金されるという流れです。

例えば、5月に応募があった補助金であれば、6月に交付が決定し、7月から事業開始。

翌年3月に事業が終了し、4月に事業実績を報告。

5月に検査があり、ようやく6月に入金。

といった具合で、事業開始後1年近く後に入金というケースが一般的です。

つまり、補助金・助成金が入金されるまでは、先に経費を支払わなければならないので、そのための資金を調達しておくことが必要となります。

 

この点に留意した上で、助成金・補助金の活用を検討してみて下さいね。

 

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