会社設立で失敗する人の特徴3選 2023.2.21
こんにちは、(元メガバンク出身)創業融資専門家の宮谷祐史です。 会社設立をしたものの、残念ながら上手くいかなかったという方は少なくありません。 営業面・マーケティング面・人事面などあらゆるケースがありますが、 特に多いのは資金面や税金、会計といった数字面での理解不足による失敗です。 そこで今回は会社設立で失敗する人の特徴3選をご紹介していきます。 失敗する人の特徴を把握し、同じ失敗をしないようにしていきましょう。 |
資金面・資本面での知識が不足している
会社設立の失敗として最も多い事例の一つとして挙げられるのが資金面での失敗です。
代表的な事例は下記の通りです。
・資金調達に関する知識がない
・資金繰りができない、考えられない
会社を運営する上で、最も重要な要素の一つに資金があります。
資金がなければ効率的な会社運営ができず、最悪の場合倒産してしまう場合があるためです。
「融資と投資の違い」「運転資金と設備資金の違い」など必ず最低限の資金面での知識を身につけてから会社設立をすることをおすすめします。
税金面での知識が不足している
複雑な税金面での知識が不足し、思わぬ支出が重なった結果、会社経営に失敗するというケースもあります。
代表的な事例は下記の通りです。
・必要な届け出を行っていない
・税金の払い忘れ
・無謀な節税対策を行う
税制の仕組みは複雑で、提出すべき書類や払うべき税金は非常に多いです。
うっかりミスで会社経営が傾くということも少なくありません。
しかしながら、専門家ではない方が税金のことを理解しようとしても難しいでしょう。
そのため、税金面は必ず顧問税理士と密に相談することをおすすめします。
「必要な届出書類は充分か」「税金の支払い予定は今後どうなっているか」「この費用は経費となるか」など税金面での不安は必ず顧問税理士と相談しながら進めていきましょう。
会計面・財務面の把握ができていない
会計や財務面での理解が足りず、会社経営に失敗するというケースも非常に多いです。
代表的な事例は下記の通りです。
・どんぶり勘定で会計を行う
・採算を考えず、無理な投資を行う
・日々の経理を行っていない
特に資金が厳しい会社にとって、上記のようなことをすると致命傷になりかねません。
会社設立時や財務が不安定な企業は必ず最低限月次での「貸借対照表」「損益計算書」は把握した上で、会社運営をしていきましょう。
まとめ
今回は会社設立で失敗しやすい人の特徴3選について解説しました。
失敗をする要素は様々ですが、特に多いのは資金面・税金面・会計面での失敗です。
これら3つの要素については必ず最低限の知識を身につけてから、会社設立をすることをおすすめします。
いかがでしたか。
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