2011年11月 今月は、各種圧力タンクを設計制作する有限会社池辺鉄工所をご紹介します。
有限会社池辺鉄工所 所在地:大阪市西淀川区佃5-10-23 TEL:06-6478-6550 FAX:06-6478-6551 | ||||
↑工場内の風景 | ↑窒素タンク(高圧ガス特定則) | ↑池邉善夫社長(右)と幣事務所山本 |
昭和9年に主として製缶、橋梁、鉄骨関係の制作のために創業したが、戦時中は海軍の指定工場となっていたそうです。終戦後から、各造船所、製鋼所、建設機械の機械、鉄骨組立等を受注するようになり、昭和25年に法人化。その後、数度の増資によって専門機械の設備内容の充実を図り、産業用機械、水道用バルブ、船舶用消化装置、消火用タンク、消火器、高炉熱風弁、圧力容器、熱交換器、造水装置、鉄骨建設等を主たる営業課目として、事業展開をされてきました。主たる納入先には、JR、日立造船、クボタ、神戸製鋼など蒼々たる企業が並んでいます。
圧力タンクの製造にあたり、最重要なのは「漏れない」こと。そのためには、最先端の機械設備が必要となる一方で、機械では対応できない、熟練した職人の技術が必要となるそうです。池辺鉄工所では、工場設備について、特定設備(高圧ガス保安協会)資格認定を受けるなどしており、また、ボイラー溶接士も3名抱えており、この両方の側面を満たしている会社と言えます。 池邉善夫社長は、平成10年に兵庫県知事表彰技能顕功労賞を受賞し、平成18年に尼崎産業功労賞、平成20年に兵庫県商工功労賞を受賞するなど、各種団体での活動が高く評価されている経営者です。
そんな池邉社長が、最近力を入れている製品が高圧ガス特定則の窒素タンク。炭酸ガスメーカー、コンプレッサーメーカーなど化学工場を有している会社は、ぜひ、池辺鉄工所にご相談下さい。
幣事務所は、昨年から税務顧問として関与させて頂き、税理士の山本が担当させて頂いております。