2021年5月 今月は高齢者介護事業を展開する「株式会社アイビス」をご紹介します。
株式会社アイビス/アイビスケアセンター 所在地:兵庫県尼崎市次屋2-17-8TEL:06-6430-9273 FAX:06-6430-9274
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リノン猪名寺の外観 | リノン猪名寺の入居者居室 | スタッフの皆さんと利用者様。楽しそうな 様子がうかがえる(普段はマスク着用) |
看護師である井木みどり社長が、「アイビスケアセンター」を立ち上げられたのは平成26年のこと。病院や施設に入りたくても入れない高齢者の受け皿を作ろうと、訪問看護・訪問介護・居宅介護支援事業を始められました。その後、株式会社アイビスとして高齢者住宅「リノン次屋」、サービス付き高齢者住宅「リノン猪名寺」の運営にも着手され、現在、地域に欠かせないナーシングホームとして大勢の高齢者の拠り所となっています。ちなみに「リノン」とは井木社長の造語で、リノ(ハワイ語で輝くの意)+オンリーワン=「たったひとつの輝けるもの」という意味だそうです。
井木社長はこうおっしゃいます。「サービス開始時には元気のなかったお年寄りが、だんだん元気になっていくのを見るのが一番のやり甲斐」。お年寄りを元気にさせる秘訣があるのか訊ねたところ、「秘訣なんてないけど、なぜか、うちに来られると元気になるのよね(笑)。1つあげるとすれば、利用者さんが望まれる以上のサービスをしてあげられるよう心がけています」とのこと。介護サービスは、要介護度に応じてサービスの上限があり、上限を超えるサービスを受けようとすると有料になってしまいますが、アイビスでは、従業員にとって大きな負担にならないサービスであれば無料でしてあげているそうです。
「今後は後進を育て、事業を譲るための準備をしたい」と井木社長。独立時に井木社長を支えた社員たちに事業を任せ、ご自身は別の事業を立ち上げたいそうです。お年寄りが喜び、健康になれるような新事業を考案中とのことで、今後のご活躍にも期待がかかります。