2020年6月 今月は、「食」をテーマに幅広い活動を行う学生団体『fun』を紹介します。
栄養・学生団体fun 所在地:芦屋市大原町9番1-806(株式会社 然) TEL:0797-35-3120 http://fun-westjapan.com/ | ||||
毎月大丸百貨店で行っておられる試食販売の様子 | 株式会社スギヨ(カニカマメーカー)とタイアッ プし、カニカマメニューを考案。料理教室では 講師としても登壇。 | これまでに配布してきた、オリジナルレシピや 食材を紹介するリーフレット |
『fun』は、栄養士・管理栄養士養成課程に所属する学生が、「食」をテーマに幅広い活動を行う団体です。「税理士のお客様紹介のコーナーになぜ学生団体が?」と意外に思われるかもしれませんが、『fun』は野菜の生産者や食品メーカー、百貨店など事業者とタイアップした活動を行っています。例えば、にんじん芋やオレンジさつま芋、水茄子といった希少価値の高い食材のメニューを考案し、百貨店で試食販売を行ったり、カニカマメーカーとタイアップして、オリジナルレシピブックを作ったり。若い感性と、栄養士を目指す学生ならではの専門知識を活かし、企業とのコラボレーションを実現しています。
現在、在籍する学生は関西11大学の約70名。2020年度代表を務める辻恭子さんによると、栄養士は知名度の高い資格であるにもかかわらず、社会的な地位や評価はあまり高くないのだそう。地位向上のためには、社会で役立つ実践力を身につける必要があると、2013年に『fun』が創設されました(弊社の顧客である「株式会社然」は、当時から『fun』の活動を支援しておられます)。単に美味しいレシピを開発するだけでなく、消費者行動を意識したダイレクトレスポンスマーケティングを学んだり、行動心理学を用いた販売戦略を考えたりと、栄養士の価値を何倍にも高めるテクニックを学び、卒業後に幅広く社会に貢献していくことを目的にしています。実際、活動を支援した企業から、直接採用オファーをもらう学生も多いそうです。
「消費者の方に食材の魅力が伝わったり、私たちの活動がマーケットの活性化に役立ったことを実感できたときは嬉しい」と辻さん。食品産業の皆さん、学生とタイアップして、ビジネスに新風を取り入れてみませんか?
代表 辻 恭子 様よりメッセージを頂きました。ありがとうございます!感謝です!