尼崎の創業支援税理士から起業家へのオススメ本⑱『10％起業』

尼崎の創業支援税理士から起業家へのオススメ本⑱『10％起業』　　　　2018.12.18

こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。

年間200冊ほどのビジネス書を読み漁っている私が、たまにご紹介させていただく「起業家へのオススメ本」

今回のオススメ本はこちらです　↓

『10％起業』　パトリック・Ｊ・マクギニス（著）／日経ＢＰ社

【目次】

第１章	日々の仕事の意義や、今やるべきことに意識を向ける
第２章	醍醐味を知れば仕事がもっと面白くなる！
第３章	成功するまで諦めないチームをつくる
第４章	チーム力を底上げするコミュニケーション法則
第５章	成長に欠くことのできない土台とは

リーマンショックで全てを失ったという著者が見つけた、自分の時間の10％と資産の10％を使って新しいビジネスを始める「10％起業家」として生きる道を、豊富な事例で解説した1冊。

気になった記述をいくつか示すと、

■	起業とはいちかばちかの賭けではなく、今までの生活に付け足すものだ。起業により収入の可能性が広がり、リスクから身を守ることができる
■	シリコンバレーにはガレージ神話がいくつかあるが、アップルのそれが世界で最も広く知られている。しかし、これは実話ではない。 2014年にウォズニアック自身が、アップルがガレージで始まったというのは「神話のようなもの」であり、「本当の仕事は……ヒューレット・パッカード社内の自分のデスクでやっていた」と告白している
■	一つの仕事が、あなたが必要とするものをすべて提供してくれるという考えを捨てることさえできれば、伝統的なキャリアと起業は相反するものではないことがわかるだろう
■	もし、キャリアを投資と考えるなら、そしてキャリアは実際に投資なのだが、あなたのポートフォリオ、ひいてはあなたの人生は、ただ一つのポジションのみで成り立っている。仕事だ。あまりにも危険な状態だ。人生というゲームを勝ち抜くためには、キャリアを多角化する方法を見つけなければならない
■	キャリアレポートはあなたが自分で語る人生の物語だ。自分が重要だと思うことを強調できる。メッセージをコントロールできるのである