尼崎の創業支援税理士が教える!「1人採用するのに、コストはいくらかかるのか?」

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尼崎の創業支援税理士が教える!「1人採用するのに、コストはいくらかかるのか?」2018.11.20

こんにちは、創業支援税理士の香川晋平です。

今回からは、従業員の採用について、解説していきますね。

会社は1人の採用にどれだけのコストがかかるのか、一緒に考えてみましょう。

まずは、応募してもらうためのコストです。

香川 晋平

新卒採用を行っている大手企業などでは、

・リクナビ、マイナビなどの就職サイトへの求人広告費

・採用ホームページ、会社パンフレットなど、採用ツールの制作費

・会社説明会の会場費

など、多額のコストをかけています。

東京、大阪、名古屋など大都市圏の企業では、平均すると1名採用するのに、約100万円~200万円などと言われています。

その一方で、中小企業であれば、新卒採用にはそれほど力をいれず、中途採用がメインです。

募集も転職サイトに求人広告を掲載するのはむしろ少数派で、ハローワークが中心。

応募してもらうまでのコストはかけていない、という会社も多いのではないでしょうか?

 

しかし、採用にかかるコストは、何も応募してもらうためのコストだけではありません。

次に考えないといけないのは、選考するためのコストです。

現在のような人手不足の状況では、応募者の確保に苦戦している会社も多いかもしれませんが、それでも、いい人を採用したいと思い、より多くの応募者と面接をして選考したいと考えるのではないでしょうか?

ところで、この面接は誰が行っているでしょうか?

まだ、それほどの会社規模でなければ、恐らく社長自らが行っているでしょう。

ここで考えて頂きたいのは、社長が面接をすることによる機会損失です。

面接をしなければ、その空いた時間で他の仕事をすることにより、会社に利益をもたらすことができます。

つまり、社長自らがこの面接での選考に時間を費やせば費やすほど、会社にあがるはずだった利益を失っている、ということになってしまうのです。

 

採用のコストは、まだ終わりません。

次は入社後のコストです。

新卒採用はもちろんのこと、中途採用であっても、入社時点では会社のルールや仕事内容をまだ理解できていません。

従って、その人を戦力化するために、入社後に研修をしたり、社長や先輩社員が仕事を教えることになります。

この研修コストや社長や先輩社員が指導のために費やした時間、これも採用コストになるのです。

 

まとめると、採用のコストは次の3つの合計となります。

a)応募してもらうまでのコスト

b)選考するためのコスト

c)入社後、戦力化するためのコスト

 

採用コストと言うと、「応募してもらうまでのコスト」にしか目が行かない人もいるようですが、「選考するためのコスト」、「入社後、戦力化するためのコスト」、実はこれが大きいのです。

従って、会社の採用で最も避けたいのは、「入社後、戦力化するためのコスト」まで発生させておいて、会社に何の利益貢献もせずに辞められてしまうことなのです。

ですので、せっかく採用した人がすぐに辞めてしまうことになるような採用活動は、やめましょうね。

 

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